燻製作りをしているとだんだんと作るレシピも増えてきて、使っている燻製器に不満が出てくることってありませんか?
『もっと横幅があれば大きいベーコンも作れるのに!』
『一度にたくさん作れればいいのに!』
特に入門用として当サイトでも使っているSOTOのいぶし処。
ちょっとした燻製から小さめのベーコン作成まで、最初に使う燻製器としては申し分ない!!
でも、ベーコンを吊るして作ると下の方から焼けちゃうし、庫内が狭いからすぐ温度が高くなっちゃうし・・・
そんなわけで・・・
燻製器を作ることにしました!!
しかも、また100均で!!
当サイトでは総額400円で作るミニ燻製器というのを紹介しています。
おかげさまでたくさんの人に読んでいただいています。ありがとうございます!
で、また100均で今度はどんなミニ燻製器を作るのか・・・
いや今回はデカイ燻製器を作ります!!
いぶし処なんて非じゃないドデカイやつを!!
しかも!!
コンパクトに収納できるフォールディングスモーカー!!!
さすがにミニスモーカーのように重ねるだけ、とはいきませんが・・・
DIY好きな人なら作れちゃいます!!
それでは、見ていきましょうー。
材料はほぼセリアで購入しました
今回作ったフォールディングスモーカー、100均ですべての材料が揃います。
と言っても、材料の殆どは木材。
ホームセンターで買えよ!と言われそうですが、大きい板から切り出すと大変だしカット代かかるし、100均の木材は桐で軽くて加工しやすくてい良いよね!ってことで。
セリアで購入しましたが、同サイズの木材はキャンドゥでも買えると思います。
ダイソーはサイズがちょっと違うので注意!
木材大量買い!!
本当は45x30というサイズが欲しかったのですが、数日前に品切れ、しかも入荷未定だそう。
ひょっとしたらそのまま廃盤になるかも・・・とのことだったので(同サイズで別商品は出るかもしれませんが)、もし見つけたらラッキー、って感じですね。
今回はゲットできなかったので45x15を2枚接いで板にすることに。
気になる材料&材料費!!
- 木材角材2本入り(450mmx25mmx15mm)・・・10個
- 木材角材2本入り(450mmx38mmx7mm)・・・1個
- 木板(450mmx120mmx9mm)・・・2個
- 木板(450mmx150mmx9mm)・・・10個
- 蝶番(6個入り)・・・1個
- 取っ手(2個入り)・・・1個
- 留め具・・・1個
トータル2,600円(税別)!!!
さすがに400円とはいかないまでも、いぶし処が実売3,000円と考えればドデカイフォールディングスモーカーが2,600円は激安でしょう。
取っ手・留め具は一応リストに入れましたが、昔々ダイソー?かどこかで買ったものを使います。
ネジは手持ちのを使いました。あと水切り網とかトレイとかはキッチンにあったもので。
カットは角材だけ!木板はカット不要!
さらに今回作る燻製器は、なんとカットが角材だけ!
ノコギリ使うのが苦手な人でも、柔らかい桐の細い角材を切るだけなので、とってもハードル低いです。
柔らかい木材を切るときは、コレがおすすめ。
歯の返しがないので、切り口がバリバリー!ってならないし、歯がしなるのでダボのカットなど本格的にDIYをするようになっても活躍するアイテムです。
ちなみに今回の製作時間は、墨付けの時間も入れて5時間くらいでした。
途中Abemaでやってたももクロのライブを見ながらやったので、真面目にやればもっと早く完成します笑
完成品はこちら!!
ででーん!!
取っ手が変な位置にある!とか、食パンマンみたい!!とか、言わないで下さい。
なんかデコッパチですね。
後ろ姿は凛々しい。
扉はなんと観音開き!!
しかも左扉は折りたたまれるので、キッチンに設置しても邪魔にならない!!
特に1枚扉だと開けたときに重心が変わって倒壊・・・なんてことにもなりかねないので、この観音開き&折り畳み扉はナイスアイディアです。
棚板は2段にしています。
増やしたければ増やせますしね。DIYの強み!
いぶし処とのサイズ比較
この写真じゃサイズがわからないと思うので、いぶし処とのサイズ比較です。
横幅2倍!!
奥行き1.5倍!!
庫内は板の厚みとかいろいろ差し引いて、幅40cm高さ45cm奥行き27cmとなっています。
これだけドデカければ、大きいベーコンだって横に寝かせて燻すことができるし、何種類もの燻製を同時に作って燻製パーティ☆だってできちゃいます。
丸鶏のスモークチキンだって・・・いけちゃう!!!
この燻製器…分解できるぞ!!
フォールディングと謳いながら、実は折りたたみじゃなくて分解式。
棚板を外して・・・
天板を外して・・・
扉と側板は蝶番で一体になっています。
これも外して・・・
背板を外せばこんなにコンパクトに!!
45センチ水槽にも匹敵するサイズの燻製器が、こんなトートバックサイズに(言い過ぎ)。
この分解・組立がクギやネジを使わずにできてしまう。素晴らしい。
しかも100均の木材は桐なので、軽量。
ワンバイ材などで作る燻製器はかなり重たいです。
重たくて頑丈ですが、木の塊!って感じですもんね。
趣味で燻製をしている我々にとっては、主婦の聖域であるキッチンにジャマになるものは置けないですよね。
コンパクトに収納できるというのはとても大事です。
キッチンに設置してみた
実際にキッチンに設置するとどうなるでしょう?
換気扇の下、ガスコンロの上に設置してみます。
ベースを置いて・・・
背板を立てて・・・
扉を立てて・・・
扉を立てて・・・
天板を乗せて完成。
天板はスライド式で空気量を調整できます。
これはいぶし処のパクリです。木材なので滑りが悪い・・・笑
あ、木製なのでくれぐれもガスコンロの火は使わないようにしましょう!
そんな理由から、スモークウッド専用かもしれません。
ベースを嵩上げして電熱器を入れて・・・ってやればいけるかな。
100均のキッチン用品が使える!
ここまで100均で作ったんだから、最後まで100均で!
ということで、実は棚板のサイズは100均の水切り網のサイズにしています。
上段の3枚乗っているやつですね。
BBQ網だと汚れたとき洗うのが大変なので、水切り網が便利だと思います。
何かの拍子に網が落ちないように、クギで一工夫。
中段にはBBQ網使っちゃってますね・・・ちょうど27cm四方の網があったので置いてみました。よくある40cmx30cmのBBQ網は折らないと入らないのが残念。
ザルはナッツの燻製とか作るとき便利。ちょうど収まるようにサイズ調整しました。
いぶし処で困っていたのがこの受け皿!!
スモークウッドを2つ並べられなかったので、今回は3つまで並べられる細長いものも用意しました。
手前の長方形のも100均ですが、L字にすれば3個いけます。5個ぐらいいけます。
ドデカイ燻製器の作り方
さて、それではドデカイ燻製器、フォールディングスモーカーの作り方をご紹介します。
・・・と言いたいところなのですが、写真とかぜんぜん撮らなかったので説明できず・・・
なんとなくの設計図はあるので、清書して近日中に公開しますね!!
興味があればそれを使って自分なりの燻製器を作り上げちゃって下さい!!
そういえば、温度計差し込むとこ無いですね。作ろう。