材料 | |
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使用燻煙材 | |
スモークチップ・サクラ | |
所要時間 | |
1.塩漬け | なし |
2.塩抜き | なし |
3.乾燥 | 8時間 |
4.燻煙 | 15分 |
5.寝かせ | 1時間 |
燻製というと真っ先に思い浮かぶのがスモークチーズではないでしょうか?
スーパーなどでも売っているので有名ですよね。
でも当然、燻製はチーズだけではありません!
肉だって燻製にできるし(ベーコン)、卵だって燻製にできます(燻製卵)。
もちろん、魚介類だって燻製にできます!
今回は魚介類の燻製の中では比較的簡単な、ホタテの燻製を作ってみたいと思います。
燻製ベビーホタテ の作り方
今回はスーパーで安く売っていたボイル済みのベビーホタテを燻製にします。
こういうのは賞味期限が近づくと10%オフとかになるので狙い目です!主婦か!
乾燥させる!
ホタテに限らず、燻製にする食品は水分を飛ばすのがポイントです。
何故かと言うと、水分があると煙がうまく乗らないのと、エグみがでてしまうため。
なので、水分を飛ばすために乾燥させる必要があります。
まずは、キッチンペーパーで表面の水分を取ります。
手のひらで押さえつけるようにすれば水分を取りやすいですが、食品が潰れないように注意しましょう。
表面の水分をとったら、干して乾燥させます。
長時間干すことになるので、夏場であれば冷蔵庫で、涼しい時期であれば外で干すこともできますがネコやカラスに食べられないように干物用ネットを使いましょう。
僕は下から除湿機の風を当てて干すため、室内で干物用ネットに入れて干しています。
8時間干したのがコレ。
途中で1回裏返しています。キッチンペーパーは種類によっては食材とくっついてしまうので注意!
熱燻で短時間燻煙する!
乾燥が終わったら燻煙です。
先日作った400円燻製器を使ってみます!
スモークチップを1握り分入れます。今回はサクラチップ。
乾燥させたホタテを、重ならないように並べます。
フタをして弱火で過熱します。
10分後・・・
短時間ですが色が付いてますね!
一応ひっくり返して両面燻煙しましょう。
ちなみに下の画像は右半分がひっくり返す前、左半分がひっくり返した後です。
燻煙開始から15分ほどで、これだけ色が付きました。
燻煙はこれくらいで良いと思います。
すごくいい匂いがします!
冷蔵庫で寝かす!
すぐにでも食べてみたいところですが、少し冷蔵庫で寝かします。
冷蔵庫で寝かせるのは、燻煙の香りを馴染ませるため。
本当は半日、1日と寝かせると良いらしいのですが、試食ということで1時間寝かせたのがこちら。
あぁ、いい匂い!!
ベビーホタテなので一口サイズだけど。
貝柱が美味い!!
素材の味が凝縮されている感じ。
これはウィスキーが進みますなぁ。
今回はベビーホタテなので気にしませんでしたが、ヒモとか内臓は取っちゃったほうが良いかもしれません。
乾燥させる工程でちょっと硬くなっちゃいますね。
あれ、漬け込みは?
と思ったあなた、鋭い!!
実は今回、乾燥させる前の作業「漬け込み」を行っていません。
漬け込みというのは、食塩水に香辛料などを混ぜた「ソミュール液」というものに数時間から数日間漬け込んで、味を染み込ませる作業。
「燻す」という調理法はあくまで香りづけ(味覚の面で)なので、漬け込みを行わないと素材の味だけになっちゃうんですよね。
今回はホタテの味だけで勝負!っていう感じで漬け込みをしなかったのですが、コレがシンプルでなかなか美味しくできたのでラッキーでした。
次回、大きい貝柱だけが手に入ったら、ちゃんと漬け込みからやってみます笑
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