材料 | |
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ソミュール液
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使用燻煙材 | |
スモークウッド・サクラ | |
所要時間 | |
1.塩漬け | 6時間 |
2.塩抜き | なし |
3.乾燥 | 12時間 |
4.燻煙 | 90分 |
5.寝かせ | 4日~7日 |
これまでにビーフジャーキー、鶏胸ジャーキーと作ってきましたが、もうひとつ、豚肉ジャーキー・・・ではなくて、鶏ささみジャーキーを作りたいと思います。
ジャーキーは基本的に薄くカットした(平たく伸ばした)肉を漬け込んで、乾かして、いぶして、寝かすだけなので、各工程の時間さえ覚えてしまえばいろんな肉で試せそうです。
今回は使ったのはスーパーで普通に売っている鶏ささみ。
「大人の」と銘打ったのは、ソミュール液にウィスキーをたっぷり使ったから!!
果たして、どんなジャーキーに仕上がるのか・・・
大人の鶏ささみジャーキー の作り方
さて、鶏ささみジャーキーを作りたいと思います!!
ウィスキーを使います
はじめに、材料の写真。
今回はウィスキーを使います。和風で醤油やめんつゆを使ったり、赤ワインを使ったりするレシピもありますが、今回はウィスキーをメインに。
でもやっぱり醤油も使っちゃいます。
ささみの筋を取り、開きます
ささみと言えば筋!!筋取り!!
肉の中心に走る、あの白くて固いヤツです。
これを、ささみに穴が開かないように取り除きます。
ささみの筋取りについて4パターンも検証している方がいらっしゃいました。必見!
筋を取ったら切込みを入れて、厚さが均等になるように開きます。
白い筋を取ると大抵穴が開いて切れそうになりますが、そんな時は思い切って半分に切り離しちゃってOKです!
別に大きいままである必要はありませんし、食べるときにはちぎっちゃいますし笑
ソミュール液を作ります
今回は混ぜるだけの簡単ソミュール液作り。
材料を全てジップロックに入れてシェイクしましょう。
砂糖と塩が溶ければOKです。
冷蔵庫で漬け込みます
ソミュール液に鶏ささみを一つずつ丁寧に入れていきます。
ジップロックから空気を抜いて密封し、冷蔵庫で6時間ほど漬け込みましょう。
濃い味が好きなら一日ほど。その場合は塩抜きも必要かもしれません。
風乾燥させます
漬け込みが終わったら、サッと水で洗い流して、クッキングペーパーで肉の両面の水分を取ります。両側から挟み込むように押さえつけると簡単。
干しかごなどを使って、風通しの良い場所で12時間ほど乾燥させます。
燻煙しましょう!
重ならないように並べて、燻煙していきます。
肉の量が増えてる?気にしない気にしない。
網越しの…ささみ。
3本作ってたけどさっきお店行ったら安くて10本追加。笑
明日燻しましょ#燻製 #燻製いんふぉ pic.twitter.com/4aA6FStF6L— 燻製いんふぉ (@kunsei_info) 2017年5月26日
スモークウッドで90分~120分ほど燻していきます。
普通にスモークウッドを使うと温度が45度くらいまでしか上がらないかもしれません。
できれば60度ほどの温燻にしたいところ。
そんな時は、スモークウッドを並列に並べて使うと、温度が上がりやすいかも!
ちょっとだけ隙間をあけて、隙間に火を通すように着火します。
ガスコンロで着火する場合は、着火した後に隙間を開ければOK。
お互いの熱で燃焼が加速し、さらに隙間に空気が流れ込むことでより燃焼しやすくなる、気がします。
冷蔵庫でじっくり寝かせ&乾燥
燻し終わったら冷蔵庫に入れて4日~1週間ほど乾燥させます。
鶏ささみジャーキーの完成!!
鶏ささみのジャーキーが完成しました!!
ウィスキーを使って大人の味に・・・と思っていたのですが、普通に作るのとあまり変わりありませんでした笑
こういう試行錯誤も燻製の楽しみです。
燻煙時の温度が低い&時間が短いと半生っぽくなってしまうかもしれません。
『鶏肉の生食なんて危ない!』という方は、炙って食べるとこれまた美味しいと思います。
自宅での炙りにはコレが便利!
雨の日や、炭を熾すまでもないなーというときに大活躍します。
夏になるとベランダでよく使ってます笑
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