材料 | |
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使用燻煙材 | |
スモークチップ | |
所要時間 | |
1.塩漬け | 24時間 |
2.塩抜き | なし |
3.乾燥 | 24時間 |
4.燻煙 | 3時間 |
5.寝かせ | 3時間 |
豆腐の燻製というと珍しいイメージがありますが、実はテレビなどでも紹介されたことのあるレシピ。
味付けは味噌や出汁などいろいろなレシピがありますが、今回はシンプルに塩!そしてコンソメ!2種類の豆腐の燻製を作ってみたいと思います。
塩とコンソメで味付ける豆腐の燻製 の作り方
水っぽい食材は燻製に向いていないと言われますが、まさかの豆腐の燻製。
豆腐って水分含有量が80%とか90%と言われるほど。売ってる状態も水浸しですもんね笑
なので、豆腐の燻製を作る際は、まず豆腐の『水切り』を行う必要があります。
豆腐の燻製の材料
まずは豆腐の燻製を作るための材料紹介。
豆腐はスーパーで買った1つ58円のもの。小さい豆腐のほうが水切りも楽ですね。大きいものは半分に切ってしまっても良いかも。
水切り&味付け用に粗塩、そしてバリエーションで顆粒コンソメ。
なので塩味とコンソメ味の2種類を作りたいと思います。
豆腐の下味を付けよう
開封した豆腐の表面をキッチンペーパーなどで押さえつけて水分を取ります。
そして粗塩を全面に塗っていきます。
塩は豆腐内の水分を出してくれるのと、ベースの味付けのためにまんべんなく塗りましょう。
コンソメ味バージョンには、塩を塗ったあとに顆粒コンソメを振りかけていきます。
これも全部の面にまんべんなく塗りましょう。
豆腐の水切りをしよう
キッチンペーパーで豆腐を包みます。
紙のキッチンペーパーだとくっついてしまうかもしれないので、リードクッキングペーパーがオススメ。2重に包むと尚良し!
水切りに使う道具は以下のような感じです。
かなり水分が出るので、水漏れ対策必須!!
トレーに上に網を置き、新聞紙で豆腐を上下から挟んで、上に重しをします。
こんな感じにしてみました。
上のタッパーには水を入れて重しにしています。
あんまり重たくすると豆腐が潰れてしまうので注意!
キッチンペーパーをしっかり巻くと、型崩れは多少防げます。
冷蔵庫で24時間、水切りします
24時間水切りをするのですが、実際は半日程度でこんなに水がでます!!
朝刊がびしょびしょになるほど!!
なので、12時間程度で新聞とキッチンぺーパーを交換したほうが良いかも。
24時間水切りをした豆腐がこちら!!
まるで凍み豆腐みたいに笑
厚さが半分程度になりました。
実際はこの状態でも豆腐内にはまだ水分が残っています。もうちょっと時間をかけるか、重しを増やしたほうが良かったです。
風乾します
干しかごで24時間乾かします。
まだ水分が出るかもしれないので、トレーの上に網&キッチンペーパーを敷いています。
春に作ったので室温は20度ほど。夏は冷蔵庫のほうが良さそうですね。
24時間乾かすと、手で持っても崩れないくらいになりました。
表面はわずかにしっとりしているくらい。
燻煙します
さて、いよいよ燻煙です!
だいぶ形状もしっかりしているので、網に直接乗せます。
今回はSOTOのスモークウッドのサクラを使いました。
1ブロック90分なのですが、火付けが甘くて3時間くらい煙が出てました・・・
スモークウッドなのであまり温度は上がらず、35度~40度ほど。
ほんのり色が付きました。
後ろに見切れてるチーズはしっかり色が付いています。
燻煙が終わったら、冷蔵庫で数時間寝かせましょう。今回は3時間寝かせました。
豆腐の燻製、完成!
初めての豆腐の燻製、無事に完成です!!
よく「チーズのような濃厚感」と表現される豆腐の燻製ですが、そこまでチーズ感はないかな・・・といった仕上がり。
かなりしっかりした豆腐!といった食感です。
もっと水切りをすればチーズに近くなりそう。
味付けはちょっと薄めでしたが、豆腐らしさがありつつ、燻製らしい香りがあり、お酒のお供に出てくると嬉しいメニューですね!
なにより原価が安い(50円ちょい!)ので、別の燻製を作るときに一緒に仕込みたい!
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